2011年10月21日金曜日

蔦の絡まる・・・


引き続き、小樽のまち・・・藏に絡まる蔦。深まる秋を感じます・・・



子どもの頃、遊んだような日本の古い情景を彷彿させられ、しばしノスタルジーに浸ります・・・

2011年10月19日水曜日

小樽のまち



日本郵船会社の建物。内部を所長さんが一時間以上かけて説明してくれました。当時で約20億の総工費かけて作られた建物。改装費用が3億円。素晴らしい建造物でした。すぐ前に列車が走り、港もすぐそば、最高の立地条件だったようです。遠い昔の様子が偲ばれます。






大理石をひいた貴賓向け玄関はまた別に用意されていました。当時は身分の違いがどれほどのものだったかが伺えます。貴賓向け応接間は二階に別に用意され、素晴らしい内装、調度品です。




運河沿いの建物はカフェやレストラン、ライブハウスに活用されているようです。

北へ

週末に北海道、札幌・小樽へ旅してきました。小樽に宿を取り、夜は300ものお寿司屋が立ち並ぶ寿司屋横丁で、通りがかりのおばさんが「ここは石原まきこさんが贔屓にしていた信用置ける店」と勧めてくれたお店で、毛ガニ、お寿司を堪能。なんと今まで嫌いだったうに、いくらが好物に返上した有意義な旅となりました。美味しかった~。
もちろん食欲を満たすばかりでなく、異国情緒あふれる小樽の街並みも十分に満喫してきました。




 旧、三井銀行小樽支店。ついこの間まで営業していたようですが、今は閉鎖。昭和の初めまで小樽は北のウォール街と呼ばれるほど栄えていた街で、たくさんの銀行が重厚な建物で残されていて、夜はライトアップされていて、本当に綺麗。


明治や昭和の初期にタイムスリップしたかのような趣・・・

2011年9月21日水曜日

ガラスの教会


引く続き、LA旅行記。すぐそばの海岸沿いに建つガラスの教会。
石畳のレンガ一枚ずつに結婚した二人の名前と記念日が延々と彫られています。
日本人カップルに人気で日本名がたくさん、そしてtakayoって名前を二人も見つけてしまった♥


 ビーチでの結婚式、素敵なカップルに出会いました。
こちらまで幸せ気分が移ってきて、いつ見ても何回見ても良いものです~♥こんな開放的なHappyな結婚式、出席してみたいなあ!




LAって本当にいるだけでほんわか幸せな気分にさせてくれます。天国にいるみたいな・・・エンジェルの住むまち・・・あながち嘘ではないと思うのですが・・・
なーんにも考えずに、人生楽しもうよう~ってな気分。体もすっかり小麦色でなんだか性格まで変わっちゃいそう・・・

2011年9月13日火曜日

LosAngelesCountyMuseum of Art


ロスアンゼルスカウンティ美術館(
LACMA)へ。


この中には入って遊べるの。
子供たちが遊ぶ中、私も・・・!



なんとティムバートンの展示中。入場制限がかかるほどの人気ぶり。並んで入る。残念ながら、作品の写真撮影は禁止。そんな中ティムバートンに影響を与えた画家、写真展がとても面白くて、こちらは撮影OKでした。つくづく偉大な芸術家たちも様々な芸術に影響を受けて、作品を生み出していることを感じました。



ポップなテラス

Balboa Beach

OCFの帰りにバルボアビーチに・・・・ヨットの停泊出来る家の立ち並ぶなんと優雅な海沿いのゆったりとした空気の流れる素敵な街。お洒落なお店も並んでいます。そんな街をぶらぶらお散歩。


車が2,3台ずつしか乗らない可愛いフェリーに並んで乗って渡りました。





2011年9月2日金曜日

オレンジカウンティ・フェスティバル


オレンジカウンティ、地元のお祭り
さながら「ふるさと祭り」ってところかな。色とりどりの出店屋台やゲームや迫力満点な出張遊園地がいかにもアメリカらしさを醸し出してます。地元の農家さんの自慢の鶏や羊や牛や豚など動物もいっぱい。それから初めて見ました!豚のレース!なんとも可愛らしい・・・
そしてアメリカ人の応援のノリの良さ!





                  優勝した豚ちゃん、干し草をがっつく。

2011年8月29日月曜日

ただいま


先週の月曜にLAから帰りました。
LAは朝夕少し寒いくらいに涼しく日中はからっとした陽射し。暑いといっても乾燥しているのでとても過ごしやすいのです。
滞在宅の庭からの海に沈む夕日・・・カリフォルニアの青い空は、どこまでも澄んだ青が広がり本当に心をまっさらにしてくれます。
真っ青な空のもと娘と明け暮れたバドミントン。何気ないない日常が非日常な世界でした。


2011年8月5日金曜日

孔雀の住む島 RanchoPalosVerdes



今日から下の娘と、ロスへ行ってきます。滞在先は二年前にも訪れた駐在するいとこがいるロス郊外、トーランス南の半島、ランチョパロスバデス。アメリカは二年前にもいろいろなところに連れていって貰ったけど、このいとこ家族が住む島は本当に美しく印象的でした。

その昔、スペインの王子の別荘があってそこで飼っていた孔雀が野生化したことから、島に孔雀が住むようになったとか・・・・で庭にも孔雀が訪れます。他にもりすなんかも・・・
海が見渡せるこの住宅街はまさしく別世界で、ジョギングやサイクリングにはもってこいです。

ロスの太陽をたくさん浴びてきます!

2011年8月1日月曜日

夢見る家具


昨日の本の紹介から引き続き、これも大正時代から昭和初頭にかけて活躍した家具デザイナーの図録。私の好きな時代・・・
新聞の紹介で、表紙の写真にひと目惚れして迷わず取り寄せました。
まさに私の求める世界観を見事に表現している家具たち、そしてお部屋・・・

お部屋に名付けた名前がまたどれも素敵なんです。
表紙の部屋は「眠り姫の寝室」・・・グリム童話から着想を得ているのでしょう・・・
ほか、「鳥の書斎」・・・ これはオスカーワイルドから・・・
「朱の食堂」・・・ は三三九度の真っ赤な盃から・・・
いずれも眠っていた文化の記憶が呼び覚まされるような・・・・

耽美的かつフェミニンな家具たちは、この時代の竹久夢二や蕗谷虹児などにも通じるものを感じます。
こういう物語を感じさせてくれるものたちが大好きです。

2011年7月31日日曜日

小さいおうち


前回、直木賞を受賞した中島京子さんの「小さいおうち」を読み終えました。
戦前の昭和の東京近郊の赤い三角屋根の洋館での出来事。それをそのおうちのお手伝いさんが丁寧に丁寧に思い返して綴ったお話。
世界を閉じ込めた家の中で、秘密を抱えて暮らした愛おしい忘れぬ日々・・・
その時代の空気が漂っていて、とても素敵なお話でした。書店で題名と表紙にずっと気になっていて、そして、その思いを見事に裏切らないお話でした。
私はとても日本の戦前の文化が好きで、その頃の美術や建築様式、家具なんかにとても興味があります。主婦としての暮らしぶりも、今と違って、とても丁寧で憧れてしまいます。そう、言葉遣いも美しいですよね。今のような一刻を争うようなスピードの時代、失われてしまったものもたくさんあるように感じます。
毎日の暮らし、一瞬一瞬を大切に、気持ちよく暮らしていきたいもの。
人にとって何が幸せかって、いかに毎日を気分良く過ごせるかだと思うのです。
だから、大切な人との些細な喧嘩や自分のイライラは極力控えたいものです。そう心掛けるとといっそう穏やかに暮らせていかれる気がします。人の気持ちは連鎖していきますもの。

2011年7月30日土曜日

猫のレターラック



生徒さんの持っていたブティックの紙袋があんまり可愛かったら、ちょっと拝借してレターラックの図柄にアレンジしました。
「ニャーオ」と今にも叫び出しそうなちょっと無愛想な猫ちゃんがかわいい。猫の脇にねずみが、上にはビビビっている鳥もいます。旗も可愛い。旗は好きなモチーフ。

料理ネタばかりでなく、作品もアップしていきますので、よろしく。

2011年7月27日水曜日

ポン・デ・ケージョ

娘がお友達から頂いたブラジルのお土産のポン・デ・ケージョの素で作りました。ブラジル語の説明書きがちっとも読めないので適当に卵と牛乳とお水で混ぜて丸めてオーブンで焼くこと20分。無事、成功。もっちもっちのチーズ味のポン・デ・ケージョが出来ました。最近、パン屋さんやミスドでも売ってますよね。ブラジルの食卓に欠かせないパンだそうです。
最近、トルティーヤやピザ生地とか小麦粉から簡単に出来るのでよく作ります。レシピに書いていないけれど、私はいつも砂糖(それもきび砂糖)を入れるんです。程良く甘さが生地に馴染んで、しっとり美味しく出来ます。それにしても、やはり手作りに勝る美味しさはありませんよね!

2011年7月16日土曜日

staubの鍋




お誕生日に前から欲しかったstaubのお鍋を貰いました。
お料理をしてびっくり Σ(゚д゚lll) 
美しいデザインはもとより、本当に美味しく出来上がるのです。
立て続けに最近作ったものは ラタトゥイユ シュークルート ポトフ・・・・
やはりお鍋でこんなに違うんだと実感。そうしたら去年旅したフランス、アルザス地方で誕生したお鍋。そうか、アルザス料理の美味しいわけはこのお鍋にあったのか・・・と思いきや、三ツ星シェフのポール・ボキューズも「私の料理の秘訣が一つしかなかったら、それはこの素晴らしい道具だろう」とストウブについて語っているそうです。ムムム・・・
もちろん、西欧料理のみならず、肉じゃが、かぼちゃの煮物、いりどりなど和料理も次々と美味しくでき、もう手放せなくなりました。ノブの部分が別売りアクセサリとしてカタツムリや鳥、魚のノブに交換できるのがお洒落で楽しい。こういうの大好き。
最近、何が欲しい?と言われても主婦ならでは、家で毎日使うものにこだわりを感じ、木屋の包丁やまな板なんかもこの際、リニューアル。こちらも素晴らしい切れ味!包丁置くだけで野菜が切れてる!

2011年7月10日日曜日

再開!

この春のプロバイダの変更に伴いまして、HPアドレスも変更となりました。
ご登録よろしくお願いします。
そして、ブログも始めることに・・・ここに作品の写真も展示。気長にやっていきたいと思います。

さて、日本も梅雨明け、夏全開。
地球温暖化と節電対策と諸々で、本当に暑い・・・

最近は映画ばかり見ていましたが(ナタリーポートマンの「ブラックスワン」にははまり二回映画館に足を運びました)久々に面白い本に出会いました。
カズオ・イシグロの「私を離さないで」。Never let me go.
少し前にTVでカズオ・イシグロの特集をしていて見たのがきっかけです。まだ読んでいる最中、結末は・・・?