2011年7月31日日曜日

小さいおうち


前回、直木賞を受賞した中島京子さんの「小さいおうち」を読み終えました。
戦前の昭和の東京近郊の赤い三角屋根の洋館での出来事。それをそのおうちのお手伝いさんが丁寧に丁寧に思い返して綴ったお話。
世界を閉じ込めた家の中で、秘密を抱えて暮らした愛おしい忘れぬ日々・・・
その時代の空気が漂っていて、とても素敵なお話でした。書店で題名と表紙にずっと気になっていて、そして、その思いを見事に裏切らないお話でした。
私はとても日本の戦前の文化が好きで、その頃の美術や建築様式、家具なんかにとても興味があります。主婦としての暮らしぶりも、今と違って、とても丁寧で憧れてしまいます。そう、言葉遣いも美しいですよね。今のような一刻を争うようなスピードの時代、失われてしまったものもたくさんあるように感じます。
毎日の暮らし、一瞬一瞬を大切に、気持ちよく暮らしていきたいもの。
人にとって何が幸せかって、いかに毎日を気分良く過ごせるかだと思うのです。
だから、大切な人との些細な喧嘩や自分のイライラは極力控えたいものです。そう心掛けるとといっそう穏やかに暮らせていかれる気がします。人の気持ちは連鎖していきますもの。

2011年7月30日土曜日

猫のレターラック



生徒さんの持っていたブティックの紙袋があんまり可愛かったら、ちょっと拝借してレターラックの図柄にアレンジしました。
「ニャーオ」と今にも叫び出しそうなちょっと無愛想な猫ちゃんがかわいい。猫の脇にねずみが、上にはビビビっている鳥もいます。旗も可愛い。旗は好きなモチーフ。

料理ネタばかりでなく、作品もアップしていきますので、よろしく。

2011年7月27日水曜日

ポン・デ・ケージョ

娘がお友達から頂いたブラジルのお土産のポン・デ・ケージョの素で作りました。ブラジル語の説明書きがちっとも読めないので適当に卵と牛乳とお水で混ぜて丸めてオーブンで焼くこと20分。無事、成功。もっちもっちのチーズ味のポン・デ・ケージョが出来ました。最近、パン屋さんやミスドでも売ってますよね。ブラジルの食卓に欠かせないパンだそうです。
最近、トルティーヤやピザ生地とか小麦粉から簡単に出来るのでよく作ります。レシピに書いていないけれど、私はいつも砂糖(それもきび砂糖)を入れるんです。程良く甘さが生地に馴染んで、しっとり美味しく出来ます。それにしても、やはり手作りに勝る美味しさはありませんよね!

2011年7月16日土曜日

staubの鍋




お誕生日に前から欲しかったstaubのお鍋を貰いました。
お料理をしてびっくり Σ(゚д゚lll) 
美しいデザインはもとより、本当に美味しく出来上がるのです。
立て続けに最近作ったものは ラタトゥイユ シュークルート ポトフ・・・・
やはりお鍋でこんなに違うんだと実感。そうしたら去年旅したフランス、アルザス地方で誕生したお鍋。そうか、アルザス料理の美味しいわけはこのお鍋にあったのか・・・と思いきや、三ツ星シェフのポール・ボキューズも「私の料理の秘訣が一つしかなかったら、それはこの素晴らしい道具だろう」とストウブについて語っているそうです。ムムム・・・
もちろん、西欧料理のみならず、肉じゃが、かぼちゃの煮物、いりどりなど和料理も次々と美味しくでき、もう手放せなくなりました。ノブの部分が別売りアクセサリとしてカタツムリや鳥、魚のノブに交換できるのがお洒落で楽しい。こういうの大好き。
最近、何が欲しい?と言われても主婦ならでは、家で毎日使うものにこだわりを感じ、木屋の包丁やまな板なんかもこの際、リニューアル。こちらも素晴らしい切れ味!包丁置くだけで野菜が切れてる!

2011年7月10日日曜日

再開!

この春のプロバイダの変更に伴いまして、HPアドレスも変更となりました。
ご登録よろしくお願いします。
そして、ブログも始めることに・・・ここに作品の写真も展示。気長にやっていきたいと思います。

さて、日本も梅雨明け、夏全開。
地球温暖化と節電対策と諸々で、本当に暑い・・・

最近は映画ばかり見ていましたが(ナタリーポートマンの「ブラックスワン」にははまり二回映画館に足を運びました)久々に面白い本に出会いました。
カズオ・イシグロの「私を離さないで」。Never let me go.
少し前にTVでカズオ・イシグロの特集をしていて見たのがきっかけです。まだ読んでいる最中、結末は・・・?